2011年11月7日月曜日

リム -- 3種類の接合方法

どうもリムには3種類の接合方法があるみたい。

リムの壁がシングルかダブルかはスペック表に記載はあるけど、接合方法についてはほとんど記載がないね。

おそらくリムを作る時には、アルミの板を円形にして、端と端を接合して最終的にリムの形にするのでしょう。で、その接合方法が3種類あって、それによってリムの値段や強度も変わってくるみたいよ。








■リムの接合方法3種類

  1. Pinned  --  ピン?で留めるタイプ
  2. Sleeved  --  袖?タイプ
  3. Welded  --  溶接タイプ


ちょっと調べてみたけど、PinnedとSleevedの詳細が分からなかった。

Pinnedというのは本当にピンでリムを留めているの?非常に簡易的な留め方に聞こえるのだけども....。
Sleevedというのは、袖を通すように別の鉄板を通してリムの端と端をつなげているように聞こえるけど、実際はどうなんだろうか?
Weldedは溶接だね。これは理解できた。



■値段

値段はこの順番。Dan's Compというウェブサイトで値段の比較も書いておいた。

  1. Pinned  --  安い。
  2. Sleeved  --  真中。Pinnedよりも5ドル高い。
  3. Welded  --  高い。Sleevedよりも10ドル高い。


やっぱり溶接するのは手間ひまかかるので値段が高いのでしょう。
Pinnedは、安いのでやっぱり簡易的に留めているのだろうか....?



■強度

強さはやっぱりWeldedの溶接が一番強いね。

例えば、Alienationというリムメーカーのサイトを見ると、溶接タイプは「Use: Premium Jump, Park, Street」とあるからね。PinnedだとUse: Intermediate Jump, Park, Street」となっているね。

プレミアム(上級)とインターミディエイト(中級)の差だから強度は相当違うのでしょうね。

(PinnedとSleevedの強さの違いは分からなかった。)



■最後に...

■自分の
ちなみに、自分の完成車に付いていた車輪はこちら。Alienationの440で、見事Pinnedです。でも、今の所壊れたり、接合部分がはずれたりという事も無しと。


■Cinema 777
最近、自分の中でグググッと知名度を上げて来たCinema。これは溶接タイプですな。


■Odyssey
OdyesseyのQuadrantはPinnedタイプなのだけど、どうも特許を取得していて特殊なピンタイプみたい。イギリスの通販サイトの説明文を読むと、Quadrantリムは4つのピンを使っていて、2つがBeads(リムの内側?)に使われて、他の2つはリムの外側に使われているので強度が増していると。他のピンタイプリムは2ヶ所にピンが使われているだけらしい。

OdysseyのHazard Liteリムは説明なし....。溶接かっ!?ピンかっ!?


という感じ。
リム1つとってもなかなか奥が深い。
(というか、今回は非常にマイナーな内容になっている気がする....。笑)


1 件のコメント:

  1. kazooさん、非常に勉強になりました。マニアックですが、BMXを愛してる証拠ですね!
    自分はやはりシネマ派です。

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